【技術テスト】にみるコレからの話

しがない300万スタイリストです
つい、1年前はテクニカルディレクターをしていたのが遥か昔の様な錯覚に陥る時があります。

今日は美容室での技術テスト(チェック、試験)の話。

美容師の話だからね、飽きたら戻るボタンね



今夜もアシスタントナカムラクンのパーマのテスト、そして吉村未彩氏のカットモデルでしたので、不意に書きたくなりました。

そもそもなんですがわたしは仕事と言う括りに正解もゴールも無いと思ってます

ただ、ずーっと道があるだけ。

上にも横にも下にも行ける道、狭い道から広い道。「止まる」と言う選択肢はありません、ただただずーーっと道がある。

大きなトコロでも、ボレロビオみたいな4.5人でやっているトコロでも
技術カリキュラムってゆうのはあって
それをクリアしてモデルさんでトレーニングして、お金を頂くお客様のヘアを担当させて頂く
大きな“流れ”はこんな感じ

近年感じていたのが

そのカリキュラムや技術テストを合格する事自体に重きを置いてしまい、本来の目的を見失ってしまう

そうしてデビューしたあとに色々しようとするが「目標」がデビュー(キャリアパス)であるが故に急下降
伸び悩みを抱え込み…
とりあえず撮影を…
SNSはプライベートなので…
引き継ぎがまわってくれば…
他のお店の方が…

そんなケースを多く目にしてきました。(もちろんそうで無い子も多いですよ☆)
多くは経営側、又は受講する側の都合だけを押し付ける内部のマスターベーションになっていること、と思います

僕らの仕事は美容業を通してお客様に素敵になって喜んで頂く

本質ってそこじゃないでしょうか

その為に
僕は「良い仕事」をしなければいけなくて
「良い」の価値観も上げていかなければいけない。

もっと端折れるし
そこは頭を使わなきゃいけないし、使えないなら使ってあげなきゃいけない
もっとブレちゃいけない物事があるし
逃げずにやり続け、ただ淡々と積み重ね積み重ねやり続けなきゃいけないこともある



そんな自分自身の思考が、「発しなければいけない言葉と行動」にズレを感じ始めていたのが約2年前。
そこに「独立」と言うビジョンが見えてきてたのは結果的に意外と時間がかかったのかもしれません。

結局は自分
変える力を人の所為にしていたのも自分
変わりたいと行動したのも自分

「夫婦2人」か「組織」か、と言う選択肢はギリギリまで悩んだけれど
スタッフを育てる、と言う一見非効率なやり方を選んだのは
自分自身のズレを直し、見えない答えに誰かの言葉ではなく自分が応えたかったから、と言うカッコつけ以外にありません

それが【技術のテスト】で全てキャリアパスして成長していく、とは思えなかった

もっともっと時代は進んでいて

キャリアパス(技術テスト)を早くクリアしていきながら、次の「個」を活かす時代にきている。


今のところそれを踏まえて出てくる言葉が「しがない300万」なんです、いいですか


300万なんて言ってるけど、実は店長時代の方がもっとやれたイメージはあるけど組織の中での限界は感じていたのも事実で
例えば仕組み
例えば仕掛け
色んなモノを突破してやりたくなって
(例えば〜がより大きく明確になると独立、って人も少なくないのかもしれません)

ま、僕の場合諸々タガを外してやってみてるけど、結局頭打ちもリアルにみえるw(まだまだやれるしやるけどね(・ω≦) テヘペロ)
オーナースタイリストになると僕だけのパワーでお店をやる限界なんてすぐ来ると思ってますし(当然だ)
世の中600万とかやってるスタイリストがゴロゴロいるのも現実

それこそ僕だけのエゴで「オーナーの個」を追ったら終わりと思ってます(爆死)





「これから」の時代へ
ナカムラクンやさりな、もうすぐデビューする吉村未彩氏も

キャリアパスだけでない「本質」の美容師になっていける

そんな「道」をオーナースタイリストとして作っていけたらにゃあなんて
ボンヤリ思ってた事を形にしていってるこの頃です



何の職でも仕事でも教育って必要だし

人がいなければ何にもならない。


カリキュラムやマニュアルも良いけれど
教育の本質をね「技術テスト」って切り口で
肩書きだけじゃないマネージメントをしていける

これだから独立って面白いよ







その倍大変な事もあるけどね(・ω≦) テヘペロ









yosuketakahashi.com

東京国立hairsalon Bolero-bioの美容師です。 一姫娘ちゃん二太郎赤子くんやマンガの話。たまに美容師の話とか。 気を抜いて読んで下さい。 日常はいつでもイレギュラーさ。