美容師16年生です。
「美容」という仕事は僕自身天職だと思っていて、今から美輪明宏に「天職はエンジニアよ」何て言われても潰しがききません。
連休も仕事、とか言っても実際めちゃ仕事してるぜー的な感じは無くて
「緊張感のある趣味の延長線上」
ってのが僕にとって美容師であり、撮影とかコンテストとか教育とかプレゼンテーションとかあるけど
なんだかんだ言ってお客様、サロンワークが1番好きです。
先日営業後、お店の電話が鳴りました。
「O柴と申します、高橋オーナーいらっしゃいますか?」
と。
一瞬で震えました。
いや、背筋が真っ直ぐになったのを自分でも分かりました。
「O柴さんと申しますと、私高橋の知っているO柴さんは1人しかいませんが、そのO柴さんですか?」
「おー、たかはしー?オレオレー、Oシバー。元気ー?」
完全にヤ◯ザです(笑)
嘘です。
僕が今のサロンワーク(仕事感)や美容師としての向き合い方や漢として凄く影響を受けた方、尊敬してる美容師2人いるんですけど
そのうちの1人からの電話でした。
電話内容はお互いの身の上話しを少しと
「東京に担当してるお客様がいくから、高橋の事を紹介した」との電話でした。
有り難いです。
いやー
緊張した
電話だけでしたが久しぶりでした、こうゆう緊張するの(笑)
先輩と呑みにいったりするの嫌がる子もいるけど、僕は率先して好きだったほうで
先輩とご一緒させてもらうって凄くプラスな事しか僕には無かったんですよね、当時も緊張はしてたけど
誘われたらお風呂上がりに焼き鳥屋に行った事もありますし朝まで無理矢理一緒に呑んでた事もあります。
僕が感じた事や思った事、してきた事を今までの後輩に押し付けるつもりも無いし、これからも無い。
価値観は取捨選択して積み重ねていくしかないから。
ただ、僕は独立する前の、店長になるもっと前の、お店のサブリーダーの立場の時
色んな会議や店長会議後に連れていってもらってたメシも
美容師人生の核になる程楽しかったです
オープンの時はずっと連絡もとってないのにお花を頂きました。
そうゆう事をサラッとする格好良さ。
まだペーペーだった時の店長達2人
業績もすごかったし、僕が教育部のカリキュラムを形成させた礎になったし、有言実行で何よりも「強く」思えた人たち。
いつの間にか僕も後輩が増え、トップスタイリストになり、店長を任せてもらえて、影響を与える立場になっていたのかはわかりませんが
店長達は他の店舗だったけど、それぞれが独立された後もずっと追いつかない背中を必死に走っていました。
背中を見られる環境って贅沢だったんだなー、と。
美容師になって、独立して
最近、この1ヶ月くらいは自分が引っ張ってるんではなくて引っ張られてる、と言うか
“押し上げられている”感覚になる事があります。
次のステップには自分1人では行けない、と言うか
“登りきった時”に気がつくと1人じゃなかったんだな。と
スタッフと何気ない話していたりして感じました。
0コメント